K.Yairi　BOY2 アイリッシュ・ブズーキ

2023年末製モデル在庫あり！即納可能です！
オバンコールサイド＆バック、グロス仕上げになって生まれ変わった新生BOY。日本製Irish Bouzouki


アイルランドの民族楽器“アイリッシュ・ブズーキ”をヤイリが作るとこうなります。
このクオリティでこのお値段はすばらしいの一言！ 数あるアイリッシュブズーキの中でも特によく売れているモデルです。

ギタープレイヤーにとってはあまり馴染みの無い楽器なので簡単に説明しますと、ブズーキはマンドリンに似た8弦(複弦なので4音)の弦楽器で、ピックで弾くのが一般的です。
もともとはギリシャで発明されたブズーキ(いわゆるグリーク・ブズーキ)が、20世紀半ばにアイルランドに渡って進化したものが“アイリッシュ・ブズーキ”と呼ばれています。
チューニングは低い方からGDADやGDAEなどが一般的で、ケルト音楽には欠かせない弦楽器です。複弦部分はユニゾンの場合とオクターブの場合がありますが、BOY2に関してはメーカー出荷時はユニゾンでセッティングされています。

先代のBOYとの違いはいくつかありますが、大きな違いは3点。
１．サイド＆バック材がマホガニー(ラミネート)からオバンコール(ラミネート)に変更
２．仕上げがサテン(艶消し)からグロス(艶有り)に変更
３．ペグがマンドリン用4連×2タイプからギター用ペグに変更

サイド＆バック材の変更に関しては、BOY発売当初から、あのDonal Lunny氏のブズーキにできるだけ近いスペックを…というご要望が多く、オバンコール材でオーダーされる方が多くいらっしました。ローズウッドに似た特性の材なので、マホガニーに比べて高域から低域までよりバランス良く鳴ってくれます。
塗装仕上げの変更に関しては、従来のクローズポア・サテン仕上げに比べ、より上品で高級感のある見た目になり、塗装自体の耐久性も向上しました。サウンドも少しだけタイトになる傾向があります。
ペグの変更に関しては、これも以前からセミオーダー時にご要望が多かったオプションで、従来の簡素なマンドリン用ペグの流用品からギター用ペグ(※ツマミ部分は軽量化のため樹脂製です)に変更することにより、チューニング精度が従来よりはるかに高くなっています。

以上、従来のBOYに比べて、ストローク時の鳴りがややシャープかつタイトになり、より“アイリッシュ・ブズーキ”らしいサウンドとなっています。ペグのグレードアップによりチューニングの狂いもかなり少なくなっています。


サイド＆バック材に単板のローズウッドやマホガニー、オバンコールやメイプルなどを使用したオール単板ボディのBOY2-DXもオーダー可能です。購入ご検討のお客様はお気軽にお問い合わせください。お見積りいたします。
BOY2-DXは基本的に受注生産となるため、お届けまでに半年程度お時間をいただいております。予めご了承ください。

また、オプションでボールエンド弦対応テイルピースへの変更(＋10,000円(税抜)〜)や、ピックアップの取り付けはもちろん、各種セミオーダーや完全特注もお承り可能です。詳しくはこちら。
BOYの開発者である小川氏が代表を務めるK.Yairi VINCENTブランドでのセミオーダーや特注も可能です。

ブズーキ専用弦やカポもお取り扱いしています。本体とご一緒にいかがですか？

※品切れの場合、新たにオーダーすることは可能ですが、生産状況によってお届けまでにしばらくお待ちいただく場合がございます。詳しくはお気軽にお問い合わせください。


■付属品：ハードケース、保証書


■仕様
MODEL NAME : Trad Series BOY2
TOP : Solid Spruce
BACK＆SIDES : Ovangkol Laminate
NECK : Mahogany, Set-Neck Joint
FINGERBOARD : Rosewood
BRIDGE : Rosewood
NUT : Bone, 33mm Width
SCALE : 630mm
OVERALL LENGTH : 935mm
BODY WIDTH : 345mm
PICKGUARD : Clear
FINISH : Polyurethane, Gloss
COLOR : N (Natural)